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「陰陽師」と変な顔!? [よもやま話]

 あ〜っ、変な顔〜。


 『へっ、、変て、言う〜なぁ〜ぁ!』

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海外ミステリーを読む(その39) [└ミステリー]

エラリー・クイーン(1905〜1971)(1905〜1982)の『Yの悲劇』です。
発表年は、1932年 『The Tragedy of Y』


いわずと知れた海外推理小説の大看板。本格の中の本格。
ただ、日本で顕著ですが、海外ではそこまでの評価ではないようです。

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Slow Fire [本のよもやま]

Slow Fire(スローファィヤー)という言葉をご存知ですか。
日本語に訳せば「ゆっくりとした火事」というところでしょうか。

本の酸性紙による劣化のことをいいます。
まさに、ゆっくり燃えて灰となってしまう恐ろしい現象です。

一般に酸性紙と呼ばれる紙には、硫酸アルミニウムが使われている。
これが空気中の水分と化合し、ボロボロになっていく。
おおよそ、100年くらいが寿命だといわれています。
ちなみに、和紙だと1000年も大丈夫だそうです。

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JBLエベレスト、聴き比べ [JAZZとオーディオ]

「2006大阪ハイエンドオーディオショウ」へ行ってきました。
ハートンホテル心斎橋の1階〜10階の会議室、客室を利用してのオーディオショウで、晴れやかな大型ディスプレイもなければ、きれいなコンパニオンもいないという、いたって質素かつマニアックなオーディオイベントである。

でも、いくつかあるオーディオ、AV関連のイベントの中では、一番好きな催し。
一日、たっぷり楽しませてもらいました。

純粋に「ピュアオーディオ」を楽しむ方々が三々五々集まってきます。
今年の目玉はなんといっても、JBLの新スピーカーでしょうか。


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海外ミステリーを読む(その38) [└ミステリー]

コーネル・ウールリッチ(1903〜1968)の『喪服のランデヴー』です。
発表年は、1948年。『Rendezvous in Black』 316P

コーネル・ウールリッチはウィリアム・アイリッシュ(幻の女など)の別名義。
前にご紹介した『黒衣の花嫁』と同じプロットになっている。

だからといって、映画の続編のような薄味は微塵もありません。
犯人捜し、謎解きミステリーと一線を画すサスペンスミステリ。

すべては、ひとつの壜がはじまり。
ある男の愛する娘の命を奪う。男との待ち合わせの場所で。
男は来る日も来る日も、来るはずのない娘を待ち続ける。

、、、そして、男は突然に姿を消す。

復讐という狂気が、ひとりの天才的殺人者を作ってしまった。
追いかける警察。
なぜ狙われているかすらわからない被害者。

被害者に合わせて、5つのエピソード(ランデヴー)形式になっています。
殺人鬼の狙うのは、憎む相手が最も愛した人を殺す事。
このへんが狂気なのですが、その手口は巧妙かつ秀逸。どう考えても、プロの殺人者のようですが復讐の怨念は、何でも可能にするのでしょうか。

警察すら把握してないことまで知っているというのは、ちょっとお手持ち気味でリアル感に欠けますが、話としてはおもしろい。

5つとも殺人の手口はかなり違いますが、共通しているのは、「愛と愚かさ」を利用すること。いやー恐ろしや恐ろしや、、、、、、、、。



喪服のランデヴー

喪服のランデヴー

  • 作者: コーネル・ウールリッチ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1976/04
  • メディア: 文庫


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お魚の名前、 教えて!? [よもやま話]

このお魚はなんて名前? 誰か教えて。


いい季節になってきましたねえ。
晩夏から初秋。

暑くなし、寒くなし、風がここちよい。
お外へおでかけしたいですねえ。

と、いうわけで、
先日、秋晴れの中、のんびり魚釣りへと出掛けました。

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『ゲド戦記』 第3巻  [└いろんな本たち]

『ゲド戦記』 第3巻 さいはての島へ

この物語は、「アースシー」という架空の世界が舞台になっています。

多くのファンタジー物は、この架空世界に、異形の者(物)を多くちりばめ、特殊な超常現象を産み出して、現実世界との違いを構築していきます。

ところが、この物語にいたっては、驚くほど現実の世界に近く作っています。

もちろん、魔法が出てきます。
ただ、この魔法も、「奥様は魔女」的な万能道具としてではありません。
修行により会得した技能、あるいは自然の法則を解明した科学技術のような位置づけで、文字通り「何でも魔法のようにできる」わけではないのです。

実体として出てくる「異形の生物」もドラゴンだけ。
このドラゴンもモンスター(怪物)ではなく、知恵ある生物として描かれている。

人々の生活は、パンやチーズ、豆のスープを食べ、ワインを飲み、ヤギや羊を放牧し、畑を耕し、桃の木を育てる。

海へは、風を利用した帆船で行き来し、漁もすれば、海賊もいる。
鍛冶屋が刀や鍬を作り、機織り職人が布を織り、市場では絹の服が売られ、にせものを売る商人もいる。

時代的にはかなり古いとはいえ、とびきり現実離れした世界でもないようです。
→中世期くらいの西洋文化でしょうか。

ところが、この第3巻だけは、かなりすっ飛んだ話の展開となる。

死後の世界、魔界、地獄、異次元、闇、無、、、、、様々な表現で古今東西呼ばれてきたものと大賢人ゲドが対峙し、乗り越えていく物語。
冒険譚としては、おもしろい。
途中に出てくる「外海の子」と呼ばれる海の民との邂逅が印象的。
結末は読んでのお楽しみですが、この結末が、第4巻、第5巻へのプロローグともなっている。

→ちょっと気になったこと。
やたら寝ているシーンが多い。
水を飲む(あるいは飲めないで乾いている)シーンも多い
これは、全巻通じてのように思えます。
何か意味があるのか、単に作者の作風なのでしょうかねえ。


ゲド戦記 3 さいはての島へ

ゲド戦記 3 さいはての島へ

  • 作者: アーシュラ・K. ル・グウィン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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『ゲド戦記』 第2巻 [└いろんな本たち]

『ゲド戦記』 第2巻 こわれた腕環

本の帯には「青年ゲド、迷宮で少女と合う」となっています。
少年→青年→壮年→初老→晩年→(外伝)と各巻を位置づけようという、出版社側のシリーズのまとめかたの手法ですが、内容はそれほど単純ではない。

結果的にゲドの年齢とオーバーラップするし、ゲドが主人公であるのは間違いないのですが、各巻で作者の意図する主題は、かなり違うもののように感じられる。

実際には、第一巻を読んでいないと、話の深みが見えない所はありますが、基本的には、第一巻、第二巻はまったく別の物語とみてもさしつかえないと思います。

オムニバスで、娯楽性に富んだ、いかにもファンタジーな物語の第一巻に比べ、ひとりの少女を主人公に、ゲドを脇役に仕立てて、ひとつのエピソードを一冊かけて追いかけていく。
不可思議なダンジョン世界を舞台に、じっくり描いてみせています。
前回の足早さから一転します。

まとめてしまえば、腕環の半片を取りに行くというだけの話。
しかも、その腕環が何か不可思議な事を(具体的に)引き起こすわけでもない、

しかし、このエピソードが実質的には、シリーズ中で最も大きく(大事な)エピソードだと考えていいと思います。第四巻、第五巻へと続く、大きな源泉となっていきます。

派手さ、娯楽性としては、第三巻のエピソードなのでしょう。だから、映画の方も第三巻を核として描かれているようです。
でも、それは、他のファンタジーにもあるおもしろさです。
ゲド戦記のおもしろさは、この第二巻にあるように思えます。

前回は、かなり子ども向けだと思った作品でしたが、今回はちょっと年齢が上がった感じ。少女との恋愛(匂わす程度ながら)も入っているし、やや大人向けに方向修正されてきたように感じる。

真っ暗闇の地下ダンジョンが出てきますが、ギリシャ神話のミノタウロスの迷宮を思い出しました。モンスターなど一匹も出て来ないのに、迷宮を歩くシーンは、どきどきする描写でした。

ゲド戦記 2 こわれた腕環

ゲド戦記 2 こわれた腕環

  • 作者: アーシュラ・K. ル・グウィン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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いまさら、トルネコ [よもやま話]

先日、部屋のかたづけをしておりましたら、
バラバラとプレステソフトがでて来ました。

かなり前に買ったもので、時間がなくてほったらかしになっていたものです。

買ったのも中古(安くてまとめ買い)なのでかなり古いですが、
名の通った名作ばかり。

新作時代にグッとがまんして、中古で買うと、お得ですね。
新作1本分で、4〜5本買えてしまえます。

その中でも比較的新しいもの、
といっても2002年の作ですので、4年たっていますが、
いちおうプレステ2仕様の『トルネコの大冒険3、不思議のダンジョン』
が目につきました。そういや、まだプレイしたことなかったっけ。

ちょっとだけ、見てみるか、、、、、。

あーーーーーという間(魔)に3時間ばかりたっていました。

こ、こんなことしてる場合じゃないに、、、、。

不思議のダンジョンシリーズ(トルネコ&チョコボ)の大ファンなんですよね〜。
罪なものを見つけてしまいました。

しかも、今回は限りなく「ドラクエ」に近い。
RPG色が濃いので、途中でやめにくい。

ほどほどにしないといかんのですが、
誘惑に勝てるかなぁ〜。





ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン~

ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン~

  • 出版社/メーカー: エニックス
  • 発売日: 2002/10/31
  • メディア: ビデオゲーム


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ジャケットにだまされるな! [└JAZZになったら]



Marc Hemmeler (TRIO)
   『Walking in L.A.』

マーク・エムレと読むようです。
フランス人とのことですが、詳細が良くわかりません。

ずいぶん前に買ったアルバムですが、
珍しく、売場で、視聴して買ったのを覚えています。

雰囲気からすると、南米の民族音楽が入っていそうです。
そういうのも嫌いではなかったので、視聴する気になったんですが、

ありゃ!、、、、こりゃ違う!!!!!

JAZZです。 スィンギーです。  良いですね〜。
一も二もなく購入に踏み切った記憶が蘇ります。

ただ、暗く学研的なJAZZではなく、明るいです。軽妙です。
さわやかな陽の光を浴びて、小気味よく散歩する感じかな。

こんなおじさん達(といっては失礼ですが、、、)が、ねえ。
びっくりです、ほんとに。
ジャケットにだまされてはいけません。

後半(6、7)の2曲は、ロマンチックに聴かせます。

一期一会の大当たりアルバムです。

曲目
1 Yapad de papa
2 My romance
3 Gravy waltz
4 In your own sweet way
5 Walking in L.A.
6 Do you know what it means
7 Spring can hang you up
8 I'm an old cowhand

パーソネル
MARC HEMMELER (p)
RAY BROWN (b)
SHELLY MANNE (ds)


Walking in La

Walking in La

  • アーティスト: Marc Hemmeler
  • 出版社/メーカー: Elabeth
  • 発売日: 2006/02/13
  • メディア: CD


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