究極のJAZZハンドブック

日本のジャズスポット、調べてみるとけっこうあるんですね。
しかも、全国にまたがって。

日頃、こういう雑誌は、まず買わない（というか、売場も見ない）んですが、
ネットの掲示板で、小耳に挟んで、おもわず買ってしまいました。

だって、『究極のJAZZハンドブック』とかが、付いてるとかいうんですから。

月刊PLAYBOY 2007年6月号、No.389　「ジャズ最強読本」特集です。

なじみの店から、名前だけは知っている店、
はじめて聞く店まで、カラー写真入りで紹介されてます。

『ジャズ批評』でも、たまに（ほんとにごくたまに）この手の特集をしますが、
単なるジャズウンチク本より、
こういう生の情報がありがたいんですよね、ジャズフリークとしては。

ところで、PLAYBOY誌とジャズって、けっこう関係あったんですね。

米国版の第１回目のインタビューの相手は、
なんと、マイルス・ディヴィスだったそうですし、
プレイボーイ・ジャズ・フェスティバルは今年で29回目なんだそう。
うーん、勉強になるなぁ〜。

PLAYBOY (プレイボーイ) 日本版 2007年 06月号 [雑誌]

• 作者:
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2007/04/25
• メディア: 雑誌

アナログのぬくもり

世はデジタル時代
テレビ放送波は2011年には、すべてデジタル化
デジタル化はいいのだけれど、この『すべて』というのが凄い。

音楽の世界はというと、ipodをはじめとするデジタルプレイヤーもそうですが、
今ではちょっと古い感じさえするCDもデジタルなんですね。

ところが、アナログレコードもしっかり生き残っている。
レコードしか聴かないという方も、たくさんいらっしゃいます。

で、なぜ、今だにアナログレコードなのでしょうか？

ジャケットの大きさ、質感、なども要因ですが、
「音が違う！」というのが、そのもっとも大きな理由でしょう。

では、ほんとに、音は違うのか？

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JBLエベレスト、聴き比べ

「２００６大阪ハイエンドオーディオショウ」へ行ってきました。
ハートンホテル心斎橋の1階〜10階の会議室、客室を利用してのオーディオショウで、晴れやかな大型ディスプレイもなければ、きれいなコンパニオンもいないという、いたって質素かつマニアックなオーディオイベントである。

でも、いくつかあるオーディオ、AV関連のイベントの中では、一番好きな催し。
一日、たっぷり楽しませてもらいました。

純粋に「ピュアオーディオ」を楽しむ方々が三々五々集まってきます。
今年の目玉はなんといっても、JBLの新スピーカーでしょうか。

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大西順子ライブ

芦屋「left-alone」にて
大西順子ライブへ行ってきました。

日本女性ジャズピアニストの先駆者な存在。
それが、突然の活動停止。
失踪説、結婚説などウワサが飛び交っていましたが、
限定的ながら、活動を再開されたようです。

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吉祥寺MEGのライブ

吉祥寺MEGへ行ってきました。
東京都武蔵野市にある日本で一番有名なJAZZ喫茶です。

オーナーの寺島靖国氏の新刊の発表記念サイン会と、
なんと、安井さち子トリオ新CD記念ライブの合同ということで、
思いきって出かけていってしまいました。

JAZZピアノ・トリオ名盤500

• 作者: 寺島靖国
• 出版社/メーカー: 大和書房
• 発売日: 2006/02/09
• メディア: 文庫

マイ・ウィル

• アーティスト: 安井さち子, 井上陽介, 小山太郎
• 出版社/メーカー: エムアンドアイカンパニー
• 発売日: 2006/01/18
• メディア: CD

店へ入ると、もう満員御礼状態。
こんなに人のいるMEGってはじめて？とあちこちからヤジが飛ぶ。
なのに、なぜかステージ正面の一等席が開いている。
ちょっと迷ったが他に座れる場所もなくエイヤ！と腰を降ろしちゃった。
しばらくして、ひょっとしてここは主役の寺島御大の席？かと不安になって、そう言うと、寺島氏が『予約してきてくださったんでしょ、何の問題もないですよどうぞどうぞ』と真からやさしいお言葉。顔に似合わず（失礼）気さくでいい人だ。

程なくして、ミュージシャン登場。
場所がないのでステージへいきなり座る。
ブルースを一発。
うーん。いいねえ。生演奏は違うね。
お世辞にも、いい音響空間とはいえないが、
このせまい空間にピアノ、ベース、ドラムが命を与える。
私はオーディオファンだが、ライブと比較はしない。優劣も考えない。
オーディオはオーディオだけの、ライブにはライブだけの良さがある。
とにかく、いい音楽が聴ければいい。
至福の30分であった。

終わったあと、JAZZ評論家の岩浪洋三氏も来ていて『俺に何か言わせろ』
ということで出てきたが、寺島氏につっこみ入れられ通しだった。
寺島氏の本がよく売れているので、自著の発売を早めるんだとか、
寺島氏の出版担当（そこに来てる！）は、ちょっと前まで自分の担当だったのにとか、
大先生の威厳はどこへやら。おもしろかった。

そのあと、寺島氏が次々名指しで常連さんにスピーチを要求。
エピソードがたくさん出てきておもしろい。
安井さち子さん親衛隊のおじさん、寺島氏が先生のJAZZ講座の人
飛び入りでJAZZシンガーの戸坂純子さんまで登場しての大盛況。

コーヒー2杯分の料金でこんなに楽しめてラッキーだったな。
そう思いながらMEGを後にしました。