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羽生四冠とNHK杯 [よもやま話]

えーわたし、実はジムに通っておりまして、
日曜日のお昼前頃は、大体ランニングマシンの上に居ることになってます。(*^_^*)

で、近頃のマシンの前には小さな液晶テレビがついているんですね。
それでその時間帯というと必ずNHKの将棋の時間に当たってまして、
他にたいして面白いものもないのでいつも見ることになります。

将棋は一応は「指す」ことが出きますが、ぜんぜん、まったく、皆目、強くはありません。
それでも、名人じょうずの試合というものは見ていると意外におもしろいものです。

何手も先を読み、何千もの手筋パターンを解析するプロの頭はどうなってんでしょうかしらね。わたしはせいぜい3手先がいいところ(^_^;)

少し前の話ですが、
かの有名な「羽生善治 四冠」と、こちらも有名な「谷川浩司 九段」の対局でした。

さすがに両雄です、おもしろい駒組になってきてます。
持ち時間も減り、終盤に差し掛かってきました。
わたしにも下手なりに、局面の優劣は大体見えてきます。
「羽生さんの勝ちだろうな、たぶん」と思っておりました。

マシンに気を取られて、ちょっとの間、テレビから目をそらしました。

目を上げると、対局が終わっていました。
どちらが勝ったか聞き逃しました。

お二人のツーショットが映し出されます。
あれ、羽生さんが首をひねって、うかない顔をしています。
困ったような顔してる。

え、とういことは羽生さん負けたの?
んー、やはりプロの考えることは読めないな〜。

と思っていたら、ん、なになに「羽生善治 四冠の勝ち」って言ってる。

おもしろいですねー。
勝っても、感情をまるで現さないわけです。
いや、それはサッカーのように天に腕を突き上げてガッツポーズとはいかないでしょうが、
ちょっとぐらい嬉しそうな顔をしても良さそうなものじゃないですか。

嬉しそうどころか、首ひねって悩んでるんですもん。
勝ち負け以上に「指し手」の善し悪しを考えるのに忙しかったんでしょうね。

そのまま、感想戦へ突入していきました。
ここでやっとちょっとだけ笑顔が出ましたけどね。
真から将棋が好きなんでしょうね。

興味深い対局でありました。


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ニライカナイ店主

そうですね・・・羽生さん含め、棋士の人たち(将棋も囲碁も)は
かってもガッツポーズとかは無いですね。きっと、より良い勝ち方が
あったのでは、とか、あそこが危なかった、とかすぐに考えるからなのかな、
と私も思います。だいたい、チャラにして、最初からまた検討ができる記憶力、
少し分けてもらいたいです。
by ニライカナイ店主 (2006-03-21 16:55) 

YumYum

ニライカナイ店主さんへ
nice!&コメントありがとうございます。
ほんとにすごい記憶力ですねぇ。
人間 、鍛えればなんでもできるってことでしょうか。
フィギュアスケートの選手は何回転しても目を回さないですしね。
→ただし 方向があって、逆方向だとすぐ目を回すらしい。
by YumYum (2006-03-21 20:03) 

ニライカナイ店主

ははは、私は数手先までしか読めないのですぐ敗退です。
囲碁も、「ヒカルの碁」を読みながら興味を持ちましたが、どうもセンスがない。
スケートといえば、金メダルの彼女は「1アイスクリーム、2アイスクリーム」
といいながら回転数を数えていたとか。いやなことには好きなもの。
これは何かに使えそうだな、と考えたのを思い出してしまった。
by ニライカナイ店主 (2006-03-22 08:50) 

YumYum

「アイスクリーム、ユースクリーム、好きさ!」という
郁恵ちゃんの歌を思い出してしまった。<(; ^ ー^)
by YumYum (2006-03-25 23:56) 

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