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デカルトの密室 [└ミステリー]

この本、474ページあるんです。
しかも、ハードカバーのごっついやつです。

デ.jpg

「おもしろいぞ」と聞いたので、図書館で予約したのですが、
このボリューム。^^
あっ、きっと読まずに、返しちゃうかなと思ったのですが、、、、、、。

やー、一日半で夢中になって読み切っちゃいました。^^

『密室』とあるので、ミステリーかと思ったんですが、
近未来SFですね(ミステリー的要素は入っていますが)

デカルト哲学の話が出てきます。
→『我思うゆえに我あり』とか、「心身二元論」とか
けっこう、難しい言葉や解釈も出てきますが、
それほど気になりません。

ロボット、ネットなどの近代科学と人間の心との関係を、
縦から横から斜めから書かれています。
読む方によって、かなり解釈が異なる作品ではないでしょうか。

作者の瀬名秀明氏は『パラサイト・イブ』でデビュー、
ベストセラーになったと記憶しています。
ベストセラーは、敬遠派なのですが、機会があれば、読んでみたくなりました。
文章が上手なのでしょうね。内容の難しさを感じさせず読ませてくれる作家です。




デカルトの密室

デカルトの密室

  • 作者: 瀬名 秀明
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/08/30
  • メディア: 単行本



タグ:ミステリ SF
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